特攻のカズ part4

 

事件③ヤンキー再び事件

 

part3の右ウィンカー事件

特攻のカズ part3 - 底辺だけど生きていくしかない

から数ヶ月後の2011年4月頃、すでに車の免許を取得して

ボロッボロでザ・田舎のヤン車!

みたいなの中古のセドリックを購入してイキっていた…

 

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(え…まって黒歴史過ぎて震えてきたんだけどwww)

 

この化石車と共にイキリ散らしていた頃

その時に付き合っていた女の子とよくドライブをした

彼女は美容師の見習いとして働いていたが

僕は完全に!働いておらず…お金もあんまりなくて

車を乗っていなかった彼女を連れてドライブをする事が

僕が彼女を楽しませられる唯一の事だった…

 

(え…まって金もないのにイキってる当時の自分キッツww)

 

そして、彼女が休みだったその日も

僕はドライブデートに誘いこの日は何個か離れた町の

ゲームセンターに行くことにした。

 

 

だが。

 

 

これがいけなかった…

そこはpart2で喧嘩を売ってきた奴らの縄張りでもある町で

その地域のヤンキーの溜まり場になっている場所だった…

特攻のカズ part2 - 底辺だけど生きていくしかない

 

薄々は知っていだが…

さすがに半年も前の出来事だし。

 

(僕、本人が相手の顔もあんまり覚えてないのに

向こうが覚えてるはずないだろww)

 

(てか、遭遇する可能性だって低いだろwww)

 

と、決めつけて僕は彼女とゲーセンに向かった。

 

 

 

お店に入るやその町のヤンキー達が何族種もたむろしていた

けど、こっちから因縁付けたりしない限りはトラブルに

なることはまず無いし、普通に遊んでいれば問題ない!

 

しかも、僕は彼女と来ているのだ!

変にヒョってる姿なんて見せられないし

よそのヤンキーがナンボのもんじゃい!!

 

とゆう強い気持ちを小心者ながら持ち

UFOキャッチャーやらプリクラやらで遊んでから

最後にボーリングする事になり2人で受付をしていた

 

すると、彼女が

「ごめん、化粧ポーチ車に忘れちゃった」

と言うので鍵を彼女に渡し、僕は受付を済ませて

レーンの椅子に腰掛け彼女が戻るのを待った

 

数分後、彼女が少し怒った顔で帰ってきたので理由を聞くと

 

彼女「聞いてよぉ!!外でさぁ!!いきなり数人組に」

  「オッパイでかいね!ヤラせてよ!」

  「って言われたんだけどぉ!! むかつくぅ〜」

 

僕「うわwwまじかww災難だな」

 

彼女「本当ムカつくぅ〜!!見かけたらなんか言ってぇ」

 

僕「おおぅ、見つけたらな」

 「ほら、ボーリング始まるよ!投げな!」

 

と、僕はなにか嫌な予感がしたので…話を急左折させた

数分後、ボーリングも終盤になり結果は僕の圧倒的リードで

1ゲーム目の終わりを迎えようとしていた

「ホント弱いわ〜ww」なんて彼女をからかったりしていると

 

いきなり…彼女が少し大きめの声で…

 

「アレだよ!!さっきのウザい奴ら!!」

 

と指を挿して僕に訴えてきた…

瞬間…振り返るとその連中と目が合った…

 

一瞬時が止まり僕の頭の中の記憶が巻き戻しされ

今、目の前にいる連中が僕の過去の記憶の中で

出会った事のある人物かを選別し始めた

(BGM ガリレオ

 

答えが出た。

 

完全に半年前の奴等だった

 

向こうの10人くらいの連中は僕の顔をみて

「あれ??お前、見たことあるぞ」との事。

 

 

実におもしろい。

 

 

僕は携帯が鳴ったフリをして…

「あ、会社の人から電話だわ」(当時無職)

と少し大きめな独り言を発して急いで店の外に出た

(BGM ガリレオ

 

 

追いかけてくるヤンキー達

電話をしてるフリをして小走りで逃げる僕

 

そして、店の外に出て10人のヤンキー達に囲まれた

 

ヤンキー達「お前、文化祭にいた時のやつだよな?」

僕「今、電話中!!」(小声で電話するフリをして)

ヤンキー達「おぃ、聞いてんのかよ!!」

僕「ちょっと待ってて!」(小声でジェスチャー

 

こんな押し問答が何回か続いた…すると

1人のヤンキーが「もう、いいよ、つまんねー!」

との掛け声と共にみんな店の中に戻って行った

 

僕は安堵した。

 

冷や汗カキカキ、おててプルプル

数分間がとても長い時間のように感じて

助かった…と安心していると…

 

1人の視線を後ろから感じた

 

流石に1人だったらイケるっしょ!

と思い振り返ると彼女が立っていた…

 

僕「いやwwwwイキナリ電話がさぁwwww」

 

と話始めようとする僕に近づいてきて一言

 

「ダサい…」

 

どうやら一部始終を見ていたようだった…

そう言い残し彼女はタクシーで帰っていった。

 

 

それから彼女とは連絡が取れなくてなってしまった

神隠しにでもあってしまったのだろうが…。

 

実におもしろい。

 

 

おわり。

 

エンディング

 

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特攻のカズと言うなの過去の黒歴史を語るシリーズは

ふと、思い出した時にでも定期的に書こうかなと…