N子からきたDMは結構重い内容だった。
N子はスティッカムでは有名な人気女配信者で
数日前に何回断っても言い寄ってくる男配信者がいて
その男とオフ会とゆう名目で会ったら強姦された事。
N子に会いに行き、事に至るまで実況をしていて
サイト内にいるリスナーの間では有名になってる事。
そんな事件が起きてからは毎日顔出しで配信していた
N子はそれ以来配信を辞めて、家からも出づに
引きこもりがちになっていたが…
僕の配信を見て事件後に始めて笑えて
勇気を貰えてコラボ配信をしてきたようだった。
（書いてる最中に当時の配信内容をよーく思い出してみたらふんどしでサンドバッグをなぐったり当時ジャッカスに憧れて牛肉をふんどし姿で大量に早飲みしてゲロ出し配信をしていた記憶が…）
僕は「こんなクソみたいな配信でも
楽しんでくれれば幸いどす。また見に来てや」
とDMを返してパソコン閉じ、側に置いておいた
ファンタを一気飲みして、大きなため息をついた。
（あの子にもっと元気出してもらいたいな…）
僕は不思議とこんな気持ちになったのを覚えてる
（ふんどし姿で）
次の日も僕はいつも通り配信するとまた
N子が来てくれた、今度は最初からマスクをして
目だけを見せてくれてる状態で
そんな感じで初めて来てくれた日から
毎日来てくれるようになり徐々にマスクを取ってくれて
笑顔を見せてくれるようになった。
スティッカムでは同時に4人とコラボ配信できる
ようになっていて、僕の配信は嬉しい事に常に満席で
みんな笑ってくれていて、その中にいるN子も一緒に
笑ってくれているのが僕は嬉しかった。
最初N子が配信に来た時は周りのリスナー達は
ビッチが来た
不幸な女の子
みたいな誹謗中傷や、からかいコメントが
多く見られてたけど、もうこの頃には
元気になってくれてよかった
また明るいN子が見られて嬉しい
とかの擁護コメントがあったりしたし、中には
N子が明るくなったのは、あおちゃんのおかげ
みたいなコメントもあったりして
僕は鼻と股間が伸びていた。
この頃には配信以外にもN子とメールやSkypeを
するようになってお互いの学校での出来事や
悩みなどを話し合う中になって行き
次第に僕はN子に想いを寄せるようになっていった。
N子はその当時15歳、僕は17歳でお互いに子供
しかもN子の家は厳しく夜の9時以降はネット禁止で
もちろん携帯は持ってなくてメールなどのやり取りは
もちろん他にもすごく不自由な感じだった…
まだまだ若くて恋愛に燃えてる僕は
今もだけど当時から頭がおかしかったようで
まだネットでしかやり取りしたことない相手に
既に持っていたドコモの携帯とは別にWILLCOM
をもう2台契約してN子に渡した。要は3台持ちである。
（当時若者の携帯2台持ちが流行っていて1台は別会社もう1台はWILLCOMが定番だったWILLCOMは基本料だけで通話し放題で当時通話し放題はWILLCOMのPHSだけだったのだ）
もちろん携帯代は自分のバイト代から支出して
大変だったけどN子と連絡取るのが最高に楽しかった
そして会いたいとゆう気持ちが出て来た。←いや順番w
僕「なぁ…N子、会わん？」
N子「うん。私も会いたい」
僕「決めた！おれN子に会いに行くわ！！」
N子「え！本当に？//嬉しい…」
僕「どこに行けばいい？？」
N子「あ…あ、奄美大島…。」
僕「ん、？奄美大島？？」
（Google MAPで調べる俺）
僕（ぬぇぇえぇぇぇえぇええぇえぇえ！！）
だが1ヶ月後僕は会いに行った。
最終的には17歳で6回も1人で奄美に行くのであった。
続く。
