うどんゲロ事件から同年代の女子から
全く相手にされなくなった…ってか
総嫌われ…ってか、いない者とされた。。
女子達から話しかけられることも無いし
僕の方からも話すことがなかったので
特に交わることが無いまま半年が過ぎた中1の冬
僕は今でも覚えていない些細な事で
小学校から仲の良かったk君と喧嘩をした
そして僕がk君に手をあげる事でその喧嘩は終わった
(最低な事をしたなと反省してます。が今では毎月お酒を飲み合う中ですw)
その時の怪我なのか、心の怪我なのか
わからないけどその日からk君は数日学校に来なかった
他の男子友達からは
「お前やり過ぎたんじゃねーの??」
「kが病院いってチクッたらお前やばくねーか?」
「仲直りのメール送っとけよなー」
などと言われて、机にヘタっていたら
机の中に一通の手紙が入っていた
放課後教室で待ってて下さい、話があります。
の1行だけが書かれた手紙が…
こんな状況でラブレターの訳もないし
1つ思い当たるとすれば…k君のその時の彼女は…
同学年の女子のリーダーAさん…きっと…Aさんからだ…
殺されるwww
その日の最後の授業終了のチャイムが鳴った瞬間に
消防士とタメ張る速さで下校の準備をして
階段をそそくさと駆け下りていったその時…
「待てや!!」
僕は足が固まって動けなくなり、恐る恐る後ろを振り返ると
数十人の女子達が階段の上から僕を見下ろしていた
そしてパーっと女子達の集団の真ん中が割れて
奥からがゆっくり…ゆっくりとAさんが降りてきた
一歩づつ一歩づつ僕が立っている場所に近づいてきて
ついに僕の目の前に立ちはだかった。
僕「……。」
そしてAさんは口を開いて一言
「殴らせろ。」
僕「ヒョ…??」
え?なんで?me??パニック!!
最初は拒んでいたが…とにかく僕を殴りたかったらしく…
話が一向に進まず渋々と僕はOKをした…
パチン!!
階段中にその音が響き、彼女は目標を達成した。
僕は多少はイラっとしたものの不思議と嫌な気持ちではなく
「オ、ふぅう…🙄」
と息がもれ、なにか扉開けた…。
これは、あと少しでもう1人の自分が出てきそうだと思い
帰ろうとしたらAさんはもう一言僕に話しかけてきた
「この終わり方じゃ私はモヤモヤするから」
「私のことも殴れ!!」
僕「ヒョ…??」
僕はいいよって断った…けど…
まったく話が進まない、向こうは殴れ!の一点張り…
これは帰れないなと思い…やる事になった。。
Aさんは言った「本気でこいよ」
え…??
僕は百歩譲っても男、幼少期ならまだしも
この年だと完全に男と女の力の差は歴然
同年代の男の子のなかでも僕は筋肉質なタイプ
こんな男が本気で殴れる訳が…
ビダン!!
フルでイッた
A氏は泣いた。
それと同時に後ろの女子数十人がA氏を囲み
「かわいそー」などのヤジを飛ばしながら
みんなでA氏を教室に連れて行き、一瞬で誰もいなくなった。
僕も泣いた。
そんなこんなで 女子VS僕 の中1戦争は終わった。
中2戦争へと続く。