奄美物語 part4【純情恋愛】

 

GW終わりましたね…明日から辛いです。

とゆうか奄美物語終わりませんでしたね…

僕もどの位の長編になるのか…予測不能です

全てが実話でそのまま書いてるので…サーセン

 

今10連休が終わり明日からの現実が憂鬱で…憂鬱で…

調べたところ今年のお盆はうまくいけば9連休らしー

のでそれを明日からの糧に頑張るゾ。。

 

 

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N子「ここまで来てくれて、本当にありがとう」

 

N子は恥ずかしそうに僕の足元辺りに視線を

向けながら、小さい声でそう言った。

 

僕「んー何て言うか。。初めまして」

N子「そうだね///初めまして」

 

 

そんな変な挨拶をお互い交わして握手をした。

 

 

初めて直接会ってN子の顔を見て言葉を交わす

普通の事なんだけど…なんか凄く不思議な感じがして

お互い顔を見合って笑った

 

N子「ほんものだ///」

僕「本当に奄美に来たんだよw」

N子「夢みたいww昨日まではずっと遠くだったのに」

 

僕「会いたかったよ」

N子「私も!!」

 

そこから1時間くらいホテルのロビーで話した後に

N子が親に怒られないように7時前には家に帰した

 

その日の夜、僕はホテルで小木津に無事に着いた事と

N子に会えた事、金が無く土産は買っていけない事を

伝えたwwでも本当は若干17歳の少年が知らない島に

1人で宿泊するとゆう不安を電話を通して薄めていて…

 

次の日、2日目はN子に奄美の街を案内してもらった

おいしい奄美の郷土料理鶏飯のお店に行ったり

個人経営の凄くレトロなカラオケに行ったり

名瀬に唯一プリ機があるダイエーに行き

プリクラを撮ったり(現イオン)

(↓これがその当時のプリである)

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そして1番感動したのはメチャクチャ綺麗な海

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これも当時の写真、もちろん茨城にはこんな綺麗な海

なんて無いし、沖縄にも行ったことあるけど

沖縄より自然の蒼さで凄かった

 

最終日の3日目…

この日は朝から雨だったような気がする。

奄美は日本で1番日照時間が短いってことと

日本で1番雨が多い場所らしい…

しかも島人は傘をささないらしい…

これ豆です。

 

今日はホテルのチェックアウトの時間に合わせて

街の歯医者の前で待ち合わせの予定、その時間に

合わせてホテルを出て歯医者に向かった

 

だが…道がわからない…。

今ならGoogleマップで1発だけどその当時は無いし

島人に聞き繋いでたどり着くしか無かった…

 

僕「すいません…⚪︎⚪︎歯医者に行きたいんですが」

おばちゃん「すぐそこだから乗っけてってあげるよ」

 

奄美に着いて2度目の乗車。

島人は内地の人と優しさレベルが桁違いだったww

 

 

そしてなんとかしてN子に会えたが…

帰りの飛行機の時間まで4時間程度しかなく

2人とも少しブルーな気分だった。

 

とりあえず2人で商店街にある味の銀海ってゆう

定食屋で昼飯を食べてカラオケに行ったが

 

なにも歌わずN子は泣いていた。

 

そして外に出ると雨はやんで晴れていたので

空港行きのバスの時間まで2人で海沿いを歩いた

 

N子「あの…また来てくれる…?」

僕「もちろん!またすぐ来るよ!」

N子「ありがとう…」

 

そう言い泣き崩れるN子に僕のお気に入りのアウターを

着させてあげて寂しい時はそれを僕だと思って

持ってていいよと伝え自分のを渡した。

 

 

出発の時間、バスに乗り込む前に

また必ず会いに来ると言い、初めて会った時に交わした

握手を最後にもう一度して僕はバスに乗り込んだ

 

そしてバスは走り出しN子との距離が遠くなっていく

僕は自分があげたアウターで顔を覆い泣き崩れるN子に

姿が見えなくなるまで手を振り続けた…

 

N子の姿が完全に見えなくなった瞬間、我慢していた

モノが崩壊して僕も空港行きのバスの中で泣いた。

 

 

こうして初めての奄美渡航は終わった。

 

 

 

奄美から帰ってきて数日、僕は前からやっていた

八百屋とは別にラーメン屋での掛け持ちを始めた

 

それはもちろん、もう一度奄美に行くために。

 

 

 

初めて奄美に行った翌月の2010年2月

僕は2度目の渡航をした。

 

そして、この2度目の奄美渡航の時に

N子の親父さんに呼ばれて

「もう、うちの娘には関わらないでくれ」

と言われる事となる。

 

 

続く。