親の離婚理由徹底解説(笑)part2

 

2006年中学2年の夏

2階で寝ている僕は1階での物音で飛び起きた

急いで下に降りて行くと乱雑した部屋の中で

カーチャンが1人うつむいて泣いていた

 

僕ら子供達が起きてたほんの数時間前までは

みんなで仲良くピザなどを囲んでいたのに

 

 

僕は無言で掃除機を取り出して

割れた皿やグラス、散らかった食べ物を

1人片づけだしたのだった

 

そこからは流石に衝撃的な出来事過ぎで

あんまし記憶がないのだけど(笑)

「もういいよ、上で寝てな。」

って声をかけられて我に返り気づいたら朝だった。

 

 

 

どんなことがあっても朝が来る。

 

カーチャンはいつも通りに仕事に行き

弟は小2の夏休みだったので学童に行き

僕が起きた頃には家に誰も居なかった

部屋も元通りになってが

親父が帰ってきた様子はなかった

 

 

昼頃に友達の勝又からメールが来て

僕もいつもと変わらず自転車で遊びに行った

真夏の日中、自転車を漕ぎながらいつもの溜まり場の

クーラーが効いた中古ゲームショップに溜まってた

 

別に何をするでも無く

ただみんなで集まって

ジュース飲みながら喋るだけの

いつも通りの夏休み

 

 

そんな中、親父からの着信

 

僕「もしもし?」

親父「昨日は起こしちゃったか?」

 

など、僕の様子を伺うジャブ程度の会話

僕もあまり深入りしないような返答

身の無い話が続いた中で親父が言った

 

 

親父「あの、しばらく家に帰れなくなった」

僕「え?」

親父「ごめんな、ごめんな、、、ごめ」

 

親父が泣き出した。

 

昔からプライドの高いカッコ付け親父だったから

僕の前で気弱な所を見せたことないし

泣いてる姿なんて見たこともなかったから

正直驚いたし、ここで今回の問題の深さを感じた

 

親父「ママをよろしくな」

って言葉を最後に電話が切られた

 

こんな親父は後にも先にもこの時だけで

今でも震えてる電話越しの声が記憶に残ってる…

 

 

ここから僕の情緒不安定期が来るwww

残りの夏休み中、家に帰っても気の抜けた

カーチャン、なにも知らない無邪気な弟…

日に日に質素になる飯…(後半無限モヤシ炒め)

 

そんな日々が続いたある日、

気が狂いそうになりよくわからない感情になって

泣きながらダックスフンドのリンを抱っこして

夜中にバーちゃん家に逃げ出した

 

夏休み後半はずっとバーちゃん家にいた記憶。

 

 

 

それから夏休みが終わり

学校が始まって、体育祭が行われて

秋になり冬になった

 

それでも、親父は帰って来なかったし

連絡もいっさい無かった

 

 

僕は確かこの辺りで、 

 

うちは完全に崩壊したんだな

 

と悟った。

 

 

 

でも、子供過ぎて離婚ってことがイマイチ理解できず

ただ親父は別に暮らして、飯は質素になったけど

夜には好きなテレビが見れて、寝る時間も自由で

門限過ぎても別に怒られなくなったしラッキー!!

 

くらいにしか思わなかったから

学校でも、うち離婚したわwwって普通に話してた

 

でも、周りの反応は思ってた感じと全然違って

みんなとてつもなく心配してくれていた

給食のおかずを大盛りにしてくれたり

仲良かった友達のお母さんに勉強道具もらったり

完全に可哀想な子みたいになってた

 

 

あと、この頃から何故か自身の素行も

悪くなってきたんだけど、僕だけは何をやっても

先生達は何故かあまり怒らなくなった。

 

一つ凄く覚えてるのが

大柄な先生と言い合いになった時

僕は掴みかかって先生を飛ばした

その隙を見て生徒指導室から逃げ出した

 

何人もの先生が追いかけてきて

焦った僕は学校の外まで何も持たず

裸足で走って逃げた…

 

でも、バッグも家の鍵も持ってないもんだから

家にも帰れなくて、バーちゃん家に行っても返される

その時咄嗟に思ったのは親父の職場に行こう!!

だった、学校からは20㎞くらい離れたつくば市にある

つくばでも有名なホテル、そこまで僕は素足で走った

 

 

なんで親父の所に行こうと思ったのかは

わからないけど、なんか助けてくれると思った

 

靴下がボロボロで汚れた制服の僕は

なんとかホテルにたどり着きフロントで

「ここの〇〇で働いている青木の息子です」と伝え

その部署に案内してもらった

 

そこで親父が出て行った日以来に会った

 

学校であった事情を伝えたら

親父とその同僚の人達は凄く笑ってた

それからカーチャンの仕事が終わって迎えが来るまで

ホテルのBARみたいな所で待ってた

 

そしてカーチャンが来て車に乗せられ

コンビニでコーヒーを買って無言のまま

2人で学校に謝りにいった

 

それでも、僕は誰からも怒られなかった。

 

むしろ親、先生、から謝られた。

 

 

よくわからない。

 

 

 

 

そんなもんだから不良って感じではなかったけど

癇癪持ちの手のつけられない頭のおかしな子になった

 

同級生と喧嘩しても怒られない

提出物出さなくても怒られない

夜中出歩いても怒られない

 

 

 

家庭環境のせいにしたくはないけど

こうゆう周りの反応もあって

擦れて行く場合もあるんだなと…笑

 

 

 

 

 

そして親が離婚した理由なんだけど

ぶっちゃけた話、僕の幼馴染の親でもあり

カーチャンの昔からの友達でもあるシングルマザーと

あの日、カーチャンが酔って先に寝室に行って

寝てしまった時に、どこまでいったかわ知らんが

まぁそーゆう事があったと

 

その最中に異変に気づき起きたカーチャンが

リビングに行くと2人はそーなっていて

 

って感じらいし

 

詳しくは後から書くけど

僕が25歳くらいになってから

親父と飲んでる時に聞いた話。

 

 

でも正直経緯はわからないけど

なんとなく中学生の僕でも薄々勘づいてはいた

だから、そのシンママ親子が凄く憎くて

家族を壊した張本人だと思ってた

 

 

 

それから僕は中学3年に上がった

ろくに勉強もしないでフラフラ生きてる時

新1年生としてシンママの娘、幼馴染が隣の小学校から

僕と同じ中学校に上がってきたのだった。

 

 

つづく。

 

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